中国の麺の種類
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いつもブログを見ていただきありがとうございます!
先日コメントで頂いた質問にお答えしていきたいと思います。
そのコメントは
「意麺、乾麺、拌麺の違いを教えてほしい」
というものでした。
色々と調べたら自分でも発見がありましたので、メモ代わりにここでまとめてみたいと思います。
意麺とは?
まずコメントで頂いた「意麺」という言葉を見た時に思ったのが
「意大利面」という言葉です。
これは「イーダーリーミエン」と言うのですが、つまりはイタリアの麺
パスタのことなんです。
中国大陸ではパスタのことを「意面」といって表記していました。
ところがネットで調べているとさらなる発見が。
実は台湾では「阿龙意面」アーロンイーミエンというものがあるらしい。
これは台湾の台南といわれる場所で有名な麺らしいのですが、水を一滴も使わずにアヒルの卵と小麦粉を使って使った麺のようです。
スープがあるタイプも存在するようですが、写真で検索すると台湾まぜそばのような感じで汁なしの写真が多かったですね。
残念ながら中国大陸ではあまりメジャーではないので食べたことがなかったのですが、いつか台湾に行った時はぜひ食べてみたいですね。
乾麺と拌面
乾麺と拌面ですが、これは同じものを指しています。
日本で言う「混ぜそば」のことですね。
- 乾(干)というのは、その字の通り「乾いている」という意味
- 拌は「混ぜる」という意味
汁なしの混ぜそばのことを「乾麺」ガンミエン「拌面」バンミエンと呼んだり、時には2つ合わせて
「干拌面」ガンバンミエンということもあります。
中国を代表する混ぜそば
中国を代表する混ぜそばを3つ紹介します。
それぞれ非常にシンプルな麺料理ですが、とっても手軽で美味しいんです!
福建省拌麺
ピーナツバター(花生酱)、醤油、ラード、味の素、小口ネギを混ぜるシンプルながらも美味しい麺料理
広州捞面
広州では混ぜそばのことを「捞面」ラオミエンという別の言い方で表します。
麺の種類は色々あるのですが、最近ではインスタント麺を使う場合が増えてきているのだとか。
特徴は、オイスターソースを使っていることと、牛すじなどの牛肉が具材として入っているポイントです。
新疆拌麺
中国の西側に位置する新疆を代表する拌麺です。
手で伸ばした太めの麺が特徴で、トマトケチャップ、牛肉、トマト、玉ねぎがごろっと入った洋風な麺料理です。
ボリューム満点で中国では色々な場所で食べることができます。
奥深い中国麺料理
中国には十大麺料理といわれるものがあるのだとか。
ほかにもそれぞれの場所やお店によっても、使っている調味料や具材、麺などに違いがあるのでまさに無限の麺料理が存在するようです。
日本でも近年「台湾混ぜそば」が人気になっていますが、中国の色々な麺料理についても知って欲しいですね!