日本では食べないけど 中国では食べられている食材
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国や地域によって食習慣というのは違うものです。
たとえば食材ひとつとってみても国によって大きな違いがあったりします。
この記事では日本人が食べないけど 中国では食べられている食材を紹介していきます!
日本にもあるものですので、興味が湧いたら食べてみても良いかも!?
タンポポの葉っぱ
とくに中国の東北地方の人たちが好きですが、タンポポの葉っぱを食べる習慣があります。
よくあるのが和え物にして食べる方法ですが、ほかにも肉まんの具材にすることもありますね。
気になる味ですが、やや苦いものの調理方法によっては気にならない程度なので比較的食べやすいですね。
ビタミンAやCなどが豊富に含まれているほか、デトックス効果があることも知られており、とくに中年から高齢の女性に人気があります。
日本でもよく中国人たちがタンポポの葉っぱを大量にむしってビニール袋に入れている様子を見ることがありますが、彼らは「なんで日本人は食べないの?」と疑問に思うのだそうです。
セミの幼虫
ちょっとグロテスクになってしまうのであえて写真は貼りませんでした^^;
日本人からすると衝撃を受けるかもしれませんが、中国ではセミの幼虫を食べる習慣があります。
中国人のひとりの友人は毎年夏になると意気揚々とセミの幼虫を捕まえて、冷凍庫に大量保存して大事に食べています。
流石に食べる勇気はないのですが、彼いわく「セミの幼虫はエビの味に似ていてとっても美味しい!」とのこと。
だったらエビ食べるわw
ちなみに食べ方は、素揚げが一般的です。
コイなどの淡水魚
とくに内陸部では淡水魚をよく食べます。
なかでも人気があるのがコイですね。
コイは肉が多くて見た目も大きいので、結婚式をはじめ大きな宴の席には外せない食材のひとつです。
コイを使った料理で代表的なのが糖醋鲤鱼といわれる
コイの甘酢揚
カリカリに揚げられたコイに、甘辛いタレが絡まってとっても美味しいんです!
淡水魚というとついつい泥臭さが気になるところですが、この食べ方だとニオイも全然気にならないのでおすすめです!
ちなみに私が一番好きだったのが
コイのスープ
作り方は非常にシンプルで、コイをただ塩で煮込むだけ。
写真のようにだんだんスープが白濁してくるので、豆腐やネギなどを入れれば完成!
泥臭さは一切感じなくて、しかも美味しい出汁が出るのでかなりおすすめの一品です。
ザリガニ
これも中国では人気の食材!
中国語でザリガニは「小龍虾」と書くのですが
「龍虾」というのはロブスターのこと。
つまり中国ではザリガニは、小さいロブスターという認識なんですね。
食べ方は、甘辛いタレで煮付けて食べるのが一般的ですね。
味はまさにエビのような感じで、タレがかなり濃い味付けになっているので、そこまで泥臭さを感じないようになっています。
食べられる部分がかなり少ないので手こずるのですが、皮を剥きながら友人や家族としゃべるというのもザリガニ料理の醍醐味になっているといえるでしょう。
ヘチマ
日本では 主に理科の授業で使われるヘチマですが中国では食材として売られています。
味は独特のえぐみがあるので個人的には好きではないのですが....
よく卵と一緒に炒めて食べられてますね〜
うさぎ
ウサギ肉もわりかしポピュラーに食べられています。
最初はペットかな?と思ったのですが
横に剥がされた皮が置いてあってびっくりした記憶があります....
普通に肉を調理するだけでなく 四川などでは
ウサギ頭肉を辛く味付けた“兔儿脑壳”
という料理もあります
私も一度だけ食べたことがあるのですが 肉がほぼないのでガリガリ骨をかじりながら食べる感じでした。
トウガラシで真っ赤な頭蓋骨をかじっている様子はかなりのグロッキーですが
味付けが旨辛という感じだったので 美味しく食べられました!
番外編
この他の食材としては、ドクダミソウ、犬肉、ウーパールーパー、オオシャンショウウオなんかもありますが
これらはそこまで一般的ではないですし
犬肉に関しては中国でも賛否両論があるので、あえて取り上げませんでした。
所変われば食材も変わる
「日本人の食への執念は世界一」と言われることがあるようですが、身の回りにこんなに食べられる食材があるんですね...
上記に紹介したものの中には、戦時中や貧しい時代には日本人も食べていたものもあります。
時代とともに食材も変わっていくんですね。
ちなみに中国人から見て、逆にびっくりされる日本の食材というものもあります。
また別の機会に紹介していきましょう。